2019-11

即興哲学

即興哲学第15回 Improv Olympic

前回に引き続き、今から5年前にシカゴで私がはじめて観たインプロの話をしたいと思います。Second Cityの次に行ったのが、Improv Olympic。このグループはSecond Cityから派生してできたグループで、ハロルド(Haro...
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即興哲学第14回 Second City

これから2回、私が最初に観たインプロの話をしたいと思います。今から5年前の1997年の2月、アメリカのシカゴで英語の勉強をしていたころの話です。最初に観たのは、Second Cityというグループ。まず、とある高校の講堂で行われた出張ショー...
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即興哲学第13回 インプロの本

今回は、インプロの本について、特にKeith Johnstoneの本について、ご紹介したいと思います。Keithの本で手に入りやすいのは、1979年に出版された"Impro"、そして1999年に出版された"Impro for Storyte...
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即興哲学第12回 ローステータス・トリック・プレゼンテーション(Low-status Trick Presentation)

前回のワークショップで、ローステータス・トリック・プレゼンテーションというKeithのつくったエクササイズをやりました。舞台に一人で上がり、お客さんの前で一発芸を見せるというもの。ポイントは、芸の内容はどうでもよくて、芸をやる前後が大事だと...
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即興哲学第11回 コンタクト・インプロヴィゼーション(Contact Improvisation)

即興実験学校でやっているものの一つに、コンタクト・インプロヴィゼーション(Contact Improvisation)があります。コンタクト・インプロとは、コンテンポラリー・ダンス(現代舞踊)の一つです。ダンスといっても、ふつうイメージする...
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即興哲学第10回 即興実験学校の半年間を終えて

3月10日のワークショップで、ワークショップvol.2全5回が終わりました。これで、昨年9月にひろみと二人でスタートした即興実験学校も、ようやく半年が経過しました。こんなに早く軌道に乗ることができるとは思っていませんでした。みなさんのご支援...
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即興哲学第9回 Joshua(ジャシュア)

Bay Area Theatresports(BATS)の音楽監督Joshua Raoul Brodyの来日が決定しました!Joshuaは即興のシーンにキーボードを使って即興で音楽をつける即興ミュージシャンです。また、Barbara Sco...
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即興哲学第8回 逆の教え方(paradoxical teaching)

キースのインプロの教え方の特徴の1つに、逆の教え方があります。例えば、ストーリーをつくっていく上で大事なこととして、相手の言うことを受け容れる(accept)ということがあります。これを教えるのに、まず最初に、相手の言うことを受け容れずにつ...
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即興哲学第7回 ボランティア

海外には、団体運営にボランティア制度を有効に活用しているインプロ団体があります。ボランティアといっても「慈善活動」というよりは、やりたいことをそれなりの見返りをもらってやるという感じです。 ルースムースは組織化されたボランティア制度を持って...
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即興哲学第6回 「人が変わる(Be Changed)」ということ

キース・ジョンストンが私の師匠だとしたら、レベッカ・ストックリー(Rebecca Stockley)は、私の先生です。レベッカは、サンフランシスコのBATS(Bay Area Theatresports)の代表で、俳優であり、教育者です。2...