即興哲学第99回 私の夢~即興実験学校編

今回の即興哲学が99回目です。この即興哲学、100回までで一度区切りを付けたいなと思っています。そして残り2回、私が今抱いている夢を書いてみたいと思います。今回は即興実験学校編。私が今、個人的に即興実験学校に対して持っている夢を書いてみます。

即興実験学校は7年目になりました。その時、その時、ただ進んできたので、振り返ってみてその長い時間にびっくりしました。その間、教えることの経験、さまざまなインプロの試行錯誤、いろいろな場所への出張と出会い、海外からの講師の招聘、一緒に学ぶ仲間づくりと多くのことが実現しました。

そしてこれからかなえたい夢の大きなものは、自分達のインプロを公演という形でお客さんの前で試していくということです。近いうちに定期的な公演を始める。そして将来的には、小さい劇場でいいから自分達の劇場を持つ。そこでワークショップをしたり、さまざまな公演を試みる。何もなくてもそこを居場所にして過ごしたり。さまざまな人達が出入りをして、そこでさまざまな人達と出会う。そして金銭的にもうまく回る!そんなふうな未来になったら本当に理想的だなぁと思います。

ただ、とにもかくにも、無理しないで楽しみながら続けていけることが一番の夢です。ひろみと最初に相談して決めた「がんばらないで続けることを第一にする」という方針。これは本当に正解だったと思います。頂上に到達するための山登りというよりは、山道にあるいろいろなものを見つけ楽しむ山登りができればうれしいなと思います。

(2007/11/8)