人生も中盤に差しかかってようやく気づいたことがある。私がひとつのことに集中できる時間は長くて2時間だ。
この「集中できる」というのは、インプロで言えばトランスしている状態、スポーツで言えばゾーンに入っている状態、ポジティブ心理学で言えばフローの状態のこと。我を忘れていて、はっと気がついたら2時間経っていたという状態。
複数の種類の2時間のブロックを一日の中にうまく配置する。そうすれば、多くの時間、自分の能力を発揮できていることになる。人生を充実して過ごせているということになる。
集中にいざなってくれる原動力は好奇心。この好奇心とやることをうまく出会わせる。うまく出会えているかを自分に知らせてくれるのは快・不快の感覚。やっぱりスピノザ。
(2019/4/3)