即興哲学

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即興哲学第50回 マスクは生きている

インプロのマスクには大前提があります。それは、マスクは、ものではないということです。マスクは自分ではない別の人格を持った人なのです。だから、マスクは自分でもありません。マスクをつけた時には、自分ではなく、そのマスクになるのです。狂言師の野村...
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即興哲学第49回 マスク

これから数回、マスク(仮面)について書いていきたいと思います。1950年代後半からKeith Johnstoneは、イギリスのRoyal Court Theatreでインプロを教え始めますが、その時、同時にマスクも教え始めます。著書「Imp...
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即興哲学第48回 20代最後の年

今日、クリスマスイブが私の誕生日です。昔からケーキは一つ。小さい時は、サンタは誕生日プレゼントを持ってくるんだと思っていました。そんな私も、29歳になりました。そんな、20代の終わりに何をやっているかといいますと、いよいよ小学生から数えても...
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即興哲学第47回 難しかった時

教えることも即興なので、時にリスクを取って、やったことないことや難しいことにチャレンジします。そうすると、難しくてうまくいかないこともあります。Keithのワークショップで、ディレクティングについてやった時がありました。みんな交代で実際にデ...
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即興哲学第46回 教師もまちがえる

即興は常にうまくいくわけではありません。まちがったり、失敗することもあります。それは即興を教えるときも同じです。なぜなら即興を教えることも即興ですから。Shawnは次のようにいっていました。「教師は常に正しいということはない。このこと知って...
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即興哲学第45回 相手をよく見せる

Make your partner look good.(相手をよく見せる)これはインプロで大事なことの一つですが、インプロを教えるときにもとても大事なことだと思います。Keithは、相手をよく見せることの天才です。クラスで、ある役者がシー...
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即興哲学第44回 教えることもインプロ

今回から数回、インプロを教えることについて書いてみたいと思います。インプロは即興ですが、インプロを教えることも即興だと私は思います。BATSのRebecca Stockleyは、Keithの教え方について、こう言っていました。多くの教師は、...
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即興哲学第43回 Shawnのワークショップが終わりました。

10/4, 5の二日間に渡るShawn Kinleyのワークショップが無事終わりました。Shawnは10/6に関西に向かいました。無事に着いたという電話をもらいました。始まるまではたっぷりあると思っていたワークショップも、始まってみたらあっ...
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即興哲学第42回 2003年度下半期がスタートします!

8月9月と夏休みをいただいていましたが、10月からいよいよ即興実験学校の2003年度下半期がスタートします。夏休みの間、即興実験学校は早稲田で行われたワークショップ・アラカルトに参加し、インプロだけではない、様々なワークショップに携わる人々...
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即興哲学第41回 夏休みの予定

8月9月と即興実験学校は夏休みになります。「えー、2ヶ月も休みなの?」と言ってくださる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうもすみません。私もひろみもがんばれないタイプなので、夏には長いお休みをいただいています。今年は、6月にカナダ・アメリ...