数回にわたって、今年のBATSのサマースクールについてお伝えしたいと思います。１週目に行われたのはImprov Intesiveでした。私がサンフランシスコに着いたのがImprov Intesive初日の午後。劇場に着いたら、すぐにアシスタントで入ってほしいと言われたので、時差ボケのまま早速参加しました。
Improv Intesiveのクラスの内容は多彩です。インプロのクラスでも、ゲーム、キャラクター、ストーリー、相手をインスパイアする、演出上の効果、主人と召使いなどさまざまなクラスがあります。それに加えて、動きやダンスのクラス、マスクのクラス、歌のクラス、ライティングのクラスなどがあります。参加者は希望に合わせてクラスを選択していきます。
面白いなと思ったのは、ライティングのクラス。インプロの技法を使って、脚本や小説を書くクラスです。自分で自分の書くものを厳しく批評しないようしたり、場面をふくらましたり、登場人物に大胆な行動をさせたりと、書くものを豊かにする方法をたくさん学べます。脚本や小説なんか書いたことがない人、書けないと思っている人でもどんどん書けるので、とても不思議です。即興実験学校でもいろいろ試してみたいなと思っています。
(2004/10/20)
