高尾隆 Takashi Takao
インプロヴァイザー、吹奏楽指揮者・指導者。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。1974年島根県松江市生まれ。1998年東京大学文学部卒業。2004年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。一橋大学学生支援センター専任講師、東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野准教授を経て現職。
インプロ(即興演劇)をキース・ジョンストン氏などに師事。学校、劇場、企業、地域などでインプロ・ワークショップをおこなう。主宰するインプログループ、即興実験学校ではワークショップをおこなうかたわら、舞台にも立つ。東京科学大学インプロゼミで指導にあたる。
吹奏楽指揮法をユージン・M・コーポロン氏に師事。アメリカ合衆国各地での指揮講習会でドナルド・ハンスバーガー、H・ロバート・レイノルズ、デニス・フィッシャー、マロリー・トンプソン、マーク・スキャッタデイ、スティーブ・デイビス、バッド・バイヤー各氏に指導を受ける。2016~2017年ノーステキサス大学音楽学部吹奏楽研究室客員研究員。2017年ノーステキサスシンフォニックバンド客演指揮者。2017年ノーステキサス指揮者コレギウム講師。2018~2019年西湘吹奏楽コンクール審査員。2019年イーストマン音楽学校フレデリック・フェネル記念吹奏楽指揮マスタークラス参加指揮者に選ばれ、イーストマンウィンドアンサンブルを指揮。東京科学大学吹奏楽ゼミで指揮・指導しながらインプロの思想と技術を取り入れた吹奏楽教育の実践と研究を進めている。
著書に『インプロ教育―即興演劇は創造性を育てるか?』『インプロする組織―予定調和を超え、日常をゆさぶる』(共著)『インプロ教育の探究―学校教育とインプロの二項対立を超えて』(共編著)「学びと創造の場としての吹奏楽部」(青木利夫他(編)『生活世界に織り込まれた発達文化』所収)など。
「インプロの魅力―先の見えにくい時代を生き抜くヒント」が東京書籍の令和7年度用(2025年度用)高等学校教科書『国語表現』に採用されている。
東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授
環境・社会理工学院社会・人間科学系社会・人間科学コース担当
座・高円寺劇場創造アカデミー講師
国立音楽大学音楽学部非常勤講師
群馬大学医学部非常勤講師
日本大学芸術学部非常勤講師