リハを止められて

今日はコンサート会場のホールでドレスリハーサル。

リハをはじめようとしたらフィッシャー先生に止められた。先生はプレーヤーのみなさんの前でこんな話をはじめた。

タカシがここに来てくれて、学ぼう、成長しようとする姿を見せてくれていることは吹奏楽研究室にとてもいい影響をもたらしていること。外国語で何かを学ぶのはとてもたいへんなこと。タカシが学んでいるのだから、私たちもタカシから学びたいと思って日本の曲を紹介してほしいと言ったこと。タカシの指揮の演劇的な表現がすばらしいこと。プレーヤーのみんながこの曲とタカシの指揮から何かを学んでくれていたらうれしいということ。

先生の話がおわってプレーヤーのみなさんが拍手をしてくださった。私が「ストップ!(笑)」と言うまでずっと。

リハは、中橋さんからのメッセージをお伝えしたあと、科戸の鵲巣を一回だけ通して終了。曲についておねがいすることはもうなかったから。ここにいられてとても幸せだったことを伝え、「明日、舞台上で会いましょう!」と言って、今日はお別れ。

自分の指揮については不満がある。今日はスコアを見すぎた。もう細かな音のチェックはしなくてもいいし、そんなにずっとスコアを見ていなくたって振れるのに、安全に行き過ぎた。明日の本番はもっとプレーヤーのみなさんの方を見てインプロしたい。

(2017/4/23)