即興哲学第13回 インプロの本

今回は、インプロの本について、特にKeith Johnstoneの本について、ご紹介したいと思います。Keithの本で手に入りやすいのは、1979年に出版された”Impro”、そして1999年に出版された”Impro for Storytellers”です。

“Impro”には、まず、Keithの生い立ちから、なぜ彼がこのようなスタイルの即興演劇を考えついたのかについて書かれています。あとは、この本はMask(仮面)のことについても書かれています。また、”Impro for Storytellers”は、インプロのあらゆることについて書かれていて、私はワークショップをする前に、いつもこの本を読んで予習しています。Keithの英語はかなり難解ですが、とても学ぶことが多いです。

その他にも、たくさんのすばらしいインプロの本があります。インプロ本のリストは、以下の私のホームページにありますので、どうぞ使ってください。http://www12.u-page.so-net.ne.jp/yd5/domi/biblography.htm

え?日本語の本はないのかって?そうなんです。日本語の本はまだないんです。日本語への翻訳や、日本人が書いた本が出てくることを切に祈ってます。そして、私もがんばらなくては。

(2002/4/24)