即興哲学第17回 教えることと笑うこと

前回、「これから数回ショーについて書く」と言っていたのですが、今回は、即興ソングワークショップで来日された先生の一人、Barbaraの言葉を紹介したいと思います。

日本最後の日、成田への電車の中で、Barbaraは主宰の一人のひろみに次のように話していました。

日本でテレビを見ながら思った。なぜコマーシャルには笑いがあることが多いのか?笑いは人の心を開かせる。だから、笑った後に商品の情報を送ると、情報が見ている人の中に入りやすい。ワークショップで笑いのある雰囲気にするのも、内容が学ぶ人の中に入りやすくするためなんじゃないだろうか?

この話を盗み聞きしながら、私は「なるほどなぁ」と思いました。成田への送り迎えで学ぶことは本当に多いです。

(2002/6/12)