即興実験学校の2005年度上半期が終わりました。これで、即興実験学校は4年が経過しました。そんなに続けてこれたのかぁと感慨深いです。
この半年間、特にここ数回で、即興実験学校の生み出すインプロが大きく育ってきている感じがしています。畳の部屋で、メンバーはいつもリラックスしています。時には幼稚園のような雰囲気で勝手に遊んでいたりもします。しかし、シーンになると、ぐっと集中力が高まります。リラックスしているけど集中している感じです。シーンはシンプルです。しかし、そこにはさまざまな深い感情がこもっています。観ている人達もぐっと引き込まれます。時には泣いてしまいそうになるシーンも出てきています。
このように変わってきたのは、まず、メンバーとインプロに関して共有している部分が大きくなってきたからだと思っています。Keithスタイルのインプロについて、知識も経験もたくさん一緒に積み重ねてきました。また、お互いがどういう人間なのかということについても理解が深まってきました。より相手が喜びそうなもの、相手をインスパイアできそうなものをオファーし合えるようになったように思います。
毎回すばらしいシーンに出会わせてくれるメンバー達、そして、ともに即興実験学校を育ててくれているひろみに感謝の気持ちでいっぱいです。
(2005/7/27)