即興哲学第19回 第1部と第2部

前回のショーの話に追加して書きたいと思います。

ショーは、途中に休憩を一回挟む2部構成で行われることが多いです。キース・ジョンストンは、第2部は、第1部より短い方がいいと言います。キース曰く、「たいていの芝居は、第一幕より、第二幕の方が短い」と。これは、ワークショップをやるときも同じなのだそうです。ワークショップの途中で休憩を挟むのなら、前半よりも、後半を短くするようにした方がいいそうです。

自分の経験からすると、ショーでも、ワークショップでも、後半を短くした方が、最後に向かって盛り上がって終わったような印象になります。また、終わりにちょっともの足りない「腹八分目」の感じになって、またもう一回来ようかなという気持ちになります。

ちなみにショーの中で、次回のショーの宣伝などをするときには、ショーの始めや終わりよりも、第2部の始めにやるといいのだそうです。

(2002/7/10)