BATSサマースクールの2週目はKeith Johnstone Intensiveでした。朝10時から午後3時まで、間1時間のランチを挟んで、4時間のKeithのクラスがあります。その後、5時までは、Rebecca Stockleyのクラスと、William Hallのクラスに分かれて、Keithのクラスでわからなかったことを確認したり、Keithのクラスでやったことをもう一度やってみたりします。
Keithはとにかく話し好き。舞台の端に腰を掛けて、客席にいる参加者に話をします。その話は、脳の話や心理の話、演劇論や教育論と、ありとあらゆる方向に飛びます。そうしながら、彼は自分のインプロの考え方を話します。そして、時々、参加者から数人舞台に上がってもらって、ゲームやシーンをやってもらい、そこで起こっていることを説明したり、アドバイスをして直したりします。Keithのクラスを初めて受ける参加者は、彼の話に混乱しているようでした。ある参加者の言葉を借りると「禅僧が禅問答をしゃべっているみたい」。
このワークショップには、日本からおおしまとまさしが参加していました。二人は慣れない環境や言語の問題などを乗り越えて、活躍していました!二人の勇気は本当にすばらしいものでした。私も二人とたくさん話をし、密で楽しい時間を過ごさせてもらいました。
(2004/11/11)