即興哲学第32回 Improvised Shakespeare

今回もBATSのショーをご紹介したいと思います。BATSでは、ジャンルを決めたインプロもいろいろ行われています。その中でも、一番の人気はImprovised Shakespeare。シェークスピア作品風にインプロをやるのです!

まず、ショーの始めに、お客さんからまだ見たことのないシェークスピア作品のタイトルをもらいます。「ヘンリー13世」とか「真昼の森の夢」とかいろいろ挙がります。そしてそのうちの一つを2時間くらいかけてつくります。ちゃんと英語はシェークスピア風。古い英語を使いますし、強弱強弱のリズムをつけてしゃべります。

なんと、私は、Improvised Shakespeare本編ではないのですが、マエストロというショーの中で、短いシェークスピア風のシーンをやったことがあります!これはたいへんでした!普通の英語だってまともにしゃべれないのに!しかし、仲間が助けてくれました!お客さんはばかばかしさと、勇気に5点満点をくれたのでした。

いつの日か、即興実験学校からインプロ時代劇とかインプロ黒澤とか逆輸入したいなぁと密かに狙っている今日この頃です。

(2003/3/19)